マナーを守って楽しく
パークゴルフはあらゆる世代が一緒に楽しめるスポーツです。だれでも分かりやすいようにルールは最少限に抑えられています。それはつまり、ゲームを円滑に進めるためにはマナーが大切は要素となっていることが分かります。パークゴルフではマナーは、ルールと同じように重要視されています。
コースでのマナー
■公園をそのまま使ったパークゴルフのコースには、自然がいっぱいです。プレー中のくわえタバコや吸い殻のポイ捨ては、マナー違反であるばかりか、火災の原因ともなります。絶対にやめましょう。素晴らしい自然とふれあえるよう、自然保護にも留意しましょう。
■いつでも誰でもが、きれいな芝生の状態でプレーできるように、芝を痛める革靴などは避けるようにします。芝にやさしい運動靴でのプレーを心がけてください。また、プレーの障害になるからといって、木を折ったりしないように心がけましょう。
プレーヤー同士のマナー
楽しくパークゴルフをプレーするために、一緒にプレーする同伴者への気配りも欠かせません。その第一はプレーヤーのアドレスの際には、静粛にし、動かないよう注意しましょう。
迷惑なだけでなく非常に危険です。
※スタート時には、お互いのボールを確認し合いましょう
■パークゴルフは決められたホール順に移動しますから、ひとつの組が詰まると、その後の組が待たされることになります。プレーはつねに迅速におこなうように心がけ、もし遅くなって前のホールが空いた時は後の組を先に行かせて譲ってあげるようにしましょう。
■全員がカップインしたら、速やかに次のホールへ移動し、次の組がスタートしやすいように合図をしてあげましょう。スコアへの記入もグリーン上ではおこなわないようにし、移動中か、次のティショットの前に記入するようにします。
■前の組がホールアウトしてグリーンに人がいなくなるまでは、危険ですからティショットを打ってはいけません。打ったボールが、隣のコースのプレーヤーやギャラリーの方に飛んだ場合は、大声で「フォア!」と叫び危険を知らせます。
■ボールを打ってバンカーを出る際には、バンカー内の足跡などは消し、必ず元のきれいな状態に戻しておきましょう。後からのプレーヤーにも気持ちよくプレーを楽しんでもらえるように、いつも心がけたい大切なマナーです。
■ボールはホールから遠い順に打ち、プレーヤーが同時に打ってはいけません。また、打つ人のライン上(前方・後方)に立ったり、横切ったり、影を作ったりして打つ時の迷惑にならないようにします。
■マークする時は、カップとボールを結ぶ線上で、ボールの後ろにマークするようにします。また、カップに近くなり、続けてカップインしたい時には、同伴者に「お先に」と声をかけてから打つようにし、必ずカップインするまで打つようにします。
※「お先に」は、1クラブ以内が目安。ゲーム運びもスムーズになりますよ。
■クラブのヘッド以外では、ボールを打ってはいけません。ヘッドの打球面以外で打つとコントロールがきかない場合があり、どこに飛ぶかわからず大変危険です。品質および安全性が確認されている(NPO)日本パークゴルフ協会(NPGA)公認のクラブを使うようにしましょう。
公式競技には認定を受けたボールとクラブで
クラブ・ボールの認定品には(NPO)日本パークゴルフ協会(NPGA)のマークを付けることが義務づけられています。公式競技では(NPO)日本パークゴルフ協会(NPGA)の承認を受けたクラブとボールを使用します。
疑問は公認指導員やアドバイザーに相談を
パークゴルフでは(NPO)日本パークゴルフ協会NIPGA)認定によるアドバイザーや公認指導員が任命されています。
パークゴルフに関するルールやテクニックについて、なんでも相談にのってくれます。